悲劇のヒロインぶって
遺書なんてものはなんの気休めにもならないし本心なんてわかるはずもない。Kだってそうだった。Kは架空の人物ではないように思える。わたしは架空の人物でありたがっている。
*遺書でも書きますか
誰のことを言っているのかは知らないけれど、わたしの人生はこの先も後悔で埋めつくされることになる。おかしいね、後悔って後からついてくることなのに。昨日は打ちのめされることばかりだった。間接的に私を否定された。存在を。好きな人の言動というものは例え今合格通知が来たとしてもそれとは比べ物にならないほど私を揺さぶる。その一言で私の人生が変わる。そういうもの。だから私は世界で一番好きな人は世界で一番怖い存在なのだ。嫌われてしまうと私はきっと生きることが難しくなる。比べたらいけないと散々言っていたのは私であるのに、一番比較しているのは紛れもないこの私で。身近な存在だからこそ私は劣等感に苛まれる。死にたいとは簡単に思えないけど当分は劣等感の塊で押し潰されそうだ。
血潮
やっぱりあの子には敵わない。泣きたい。
果して
何を考えているかわからない。よく言われる。答えに詰まる。私は常に考えていて、何をと言われてもすぐ考えがあちこち飛んでしまうから、どれを言っていいのかわからないのだ。それにわたしの考えていることはあの人のことばかりなんだ。言いたいけど言わないようにしてる。
好き
わたしが一番信用してるのはあなただよ
更沙
『あたしもこの席がいいな』
選択理科であたしの隣の席に着いたの。一番後ろは嫌だって言ってたのに何でだろうって思った。だから聞いてみた。そしたらプリント集めんのは面倒くさいけど、なんかね。答えになってないじゃん。あたしは何を言わせたかったんだろう。もっと別のことを言わせたかった。のかな。
次はわたしの番
頑張ろう。みんなはこれから自分のことで忙しいだろうから、あまり頼らないようにしよう。自分のこととなると、いい言葉が浮かばないなあ(苦笑)頭で考えてることをそのまま文章にしてくれる装置が欲しい(笑)
長野→部活→電卓→受験
とにかく乗り切ろう。
わたしはまだ楽な方さ。比べちゃいけんが。頑張ろう。頑張れわたし!